【象嵌細工について】

象嵌細工の始まりは、遥か2000年の昔。東洋と西洋の分岐点であるビザンチン（現在のトルコ）で発祥した、色ガラスやウッドピースを宝石箱などに嵌め込む幾何学模様のモザイクが源流といわれます。
時計枠に組み込む象嵌細工の工程は、模様の美しい銘木を選び、煮る・蒸すを繰り返し、薄くカット。出来上がったウッドピースを乾燥させ彩色し、マエストロが１枚１枚、花や葉の形に丁寧に切り抜いて、木枠に嵌め込むという精緻な技から生まれます。どんなに機械技術が発達しようと、今なおマエストロの手仕事で仕上げられる伝統工芸です。

【商品特長】

中世ルネサンスの美と技を受け継いだ、イタリアのマエストロが創り出す象嵌細工を現代に生きる人々へ贈るクロックです。緻密な職人の技により鮮やかな色彩に染め上げられた花柄象嵌細工は、野に咲く薔薇とポピーをモチーフにしており、実物の花を見るような感動を与えてくれます。
豊かな自然を思わせる緑、紺碧の地中海をイメージした青の２種類の枠に、鮮やかな花束の象嵌細工を施したクロックは日々の生活にゆとりと憩いの時間を提供します。