DEI・人権
リズムグループでは、DEI（ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン）を推進し、リズムDEIビジョンの実現に向けて、多様性や人権尊重への取組に努めます。
リズムグループのDEIの考え方
私たちは多様性の実現がリズムグループの成長に繋がると考えています。
私たちのあるべき姿をリズムDEIビジョンに示しております。
リズムDEIビジョン
- 私たちは一人ひとりの人権と多様な個性・価値観を尊重し、あらゆるステークホルダーとコミュニケーションを通じて信頼関係を育みます。
- 私たちはものづくりやサービスに多様な視点を取り入れ、未来のニーズに応える新たな価値を創造します。
- 私たちは社会との共生を喜びや誇りとし、リズムグループの成長につなげます。
私たちのDEI活動の主なテーマ
- 人権の尊重
- 多様な人財の活躍
- 働き方・企業風土改革
関連方針
私たちは、経営理念である「たゆみない創造と革新を続け、豊かで楽しい安全な社会づくりに貢献する」を実現するため、サステナビリティ基本方針とリズム DEI ビジョンに基づき、企業活動に関わるすべての人々の人権を尊重します。
1．基本的な考え方
私たちは、「世界人権宣言」を含む国際人権章典等の国際規範及び国連「ビジネスと人権に関する指導原則」を支持し、人権尊重の取組みを進めます。
2．適用範囲
本方針はリズムグループすべての役員・従業員に適用します。また、仕入先・販売先を含むすべてのビジネスパートナーの皆様にも本方針をご理解いただくことに努め、支持していただくことを期待します。
3．人権尊重に向けた取組
（1）人権デューデリジェンス
私たちは、人権への負の影響を特定・予防・軽減するための人権デューデリジェンスの仕組みを構築・実施するように努めます。
（2）教育
私たちは、リズムグループ内に本方針を浸透させることに努めます。差別やハラスメントの禁止、労働関係法の遵守等、自社の人権課題のみならず、ステークホルダーやサプライチェーンにおける人権課題への取組みのために必要な教育を行います。
（3）是正・救済
私たちは、事業活動を通じて人権への負の影響を引き起こした、または助長したことが明らかになった場合、適切な手続きを通じてこれに対処します。
4．コミュニケーションと情報開示
私たちは、関連するステークホルダーとの誠実な対話を通し、相互の信頼関係を深めるとともに、人権課題への理解や改善、解決に努めます。また、本方針に基づく人権尊重の取組みについて、社内外に対し適切に情報を開示します。
1．人財に対する考え方
- 人財はリズムグループの持続的な発展のために重要な経営資源と考える。
- 変化する事業環境において、性別、国籍、経験等 の異なる様々な人財が活躍し、共に新たな価値を創造することがリズムグループの事業発展につながるものと考える。
2．目指す人物像
リズムDEIビジョンの実現に向けて以下のマインドを持ち、リズムグループの発展に寄与する。
- 多様性を認め合う
- コミュニケーションを大切にし、信頼関係を築く
- 成長のために自らチャレンジし、また他者のチャレンジを支援する
3．育成に向けた取組みの概要
- 多様性を認め合い、事業に活かす力を培うための研修や啓発活動を実施する。
- 組織全体や従業員間のコミュニケーションを活性化させるための取組みを定例的に実施する。
- 従業員それぞれの適正や階層に応じ、その能力を最大限発揮できる人事制度の運用と教育機会の提供を行う。
- 中核人財の育成については、能力や資質を鑑み、リズムグループの持続的な成長をけん引し、グローバルな視点を持って将来的な経営を担うリーダーを育成するために、必要とされるファクター、行動特性、スキルや技能を定め、その習得に向けた育成支援を行う。
1．社内環境整備に対する考え方
多様な人財が個々の能力を最大限発揮することがグループの事業発展に直結すると認識し、個々の活躍を支援し多様性を確保するための社内環境整備に努める。
2．目指すべき環境
- 様々な価値観を理解し、認め合い、取り入れる風土
- 多様性を取り入れる意識の醸成やスキルの習得、 従業員の更なる成長、キャリアパスの実現に向けた教育・支援体制
- 一人ひとりの個性や能力を活かし、誰もが活躍するために必要な 設備や柔軟な制度
目標とモニタリング
私たちは「リズムDEIビジョン」の実現のため「多様な人財が能力を発揮できる職場づくり」と「女性の活躍」を重要課題と捉え、関連性の高い指標をモニタリングし、特に関連性の高い指標については目標を設定しています。
| 項目 | 目標 | 2023年度実績 | 2024年度実績 | |
|---|---|---|---|---|
| 女性従業員比率 | 国内グループ | 長期ビジョン40％ 2027年度37.5％以上 |
33.7% | 34% |
| 女性管理職比率 | 国内グループ | 2027年度10%以上 | 7.5% | 7.9% |
| グループ全体 | 2027年度30%以上 | 20.7% | 22.3% | |
| 男性育休取得率 | 国内グループ | 50%以上 | 120% | 44.4% |
| 障がい者雇用率 | 国内グループ | 法定雇用率*以上 （2024年度末時点：2.5%） |
リズム㈱：1.8% リズム翔栄㈱：2.2% リズムサービス㈱：0% |
リズム㈱：2.2% リズム翔栄㈱：2.4% リズムサービス：0％ |
・女性従業員比率、女性管理職比率、男性育休取得率は当社（リズム㈱単体）を含むグループ各社の正社員・契約社員・パート従業員の集計。
・男性育休取得率は年度中に配偶者が出産した男性従業員数（2023年度5人、2024年度9人）に対する年度中に育休を取得した男性従業員数（2023年度6人、2024年度4人）の割合。
・障がい者雇用率は、障害者雇用促進法に基づき、障害者雇用率制度の対象となる当社と国内関係会社がそれぞれ算出。
具体的な取組
人権デューデリジェンス
プロセス
リズムグループでは、国連の「ビジネスと人権に関する国連指導原則」と日本政府による「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン 」に基づき、人権デューデリジェンスを開始しています。
プライオリティ（重要課題）
日本政府によるガイドラインに基づき人権リスクを特定し、以下項目を重要な課題として抽出いたしました。
リスクへの取組
海外を含め、リズムグループ全体で人権調査や社内教育を行っています。
重要課題（安全衛生、環境汚染、強制労働/児童労働）の関連事項について取引先の人権対応状況を調査しています。
人権方針の周知（英訳展開）や定期的な人権研修により、人権を遵守する組織風土を構築しています。
健康経営への取り組み
くらしのリズムを整えて社会に貢献する会社に！！
リズムの経営理念「たゆみない創造と革新を続け、豊かで楽しい安全な社会づくりに貢献する。」ためには、
心身ともに健康であることが必要です。
健康であることは本人と家族の幸せであり、また、会社が発展していく上で欠かせないと考えています。
会社のかけがえのない財産である社員とご家族の幸せのため、リズムは心身の健康づくりを推進します。
＜推進体制＞
＜主な取り組み内容＞
（1）メンタルヘルス対応強化
- ◆ストレスチェック総合リスク値の低減
- ◆睡眠充足率の向上
- ① セルフケア、ラインケア等の研修（教育）の実施
- ② メンタルヘルス推進委員会および各工場への相談窓口の設置
- ③ 定期的なメンタルヘルス委員会の開催
- ④ メンタルヘルス推進委員によるメンタルヘルス系資格の取得
- ⑤ ストレスチェック結果のフィードバックの実施
（2）運動習慣の定着・向上
- ◆運動習慣比率の向上
- ① 朝礼時等の運動の実施
- ② 運動習慣イベントの開催
- ③ クラブ活動の活性化
（3）有所見者率の低減
- ◆有所見率（法定項目）の低減
- ◆受診勧奨後の受診率の向上
- ① 保健師からの文書・対面指導の強化
- ② 検査費用負担軽減策の検討、推進
（4）喫煙対策の推進
- ◆喫煙率の低減
- ① 情報提供による啓発活動の推進
- ② 禁煙に対する補助の検討、推進
その他の取り組み
リズムグループでは社内環境整備方針に示す目指すべき環境の構築に向け、風土づくり、教育支援、設備や制度の整備に取り組んでおります。
- グループ全社でのタウンミーティングの実施による経営層と現場層の双方向コミュニケーション促進
- 定額制研修制度による従業員の成長支援
- 社内報やイントラネットを通じたDEIの啓発や育休関連制度等に関する周知
- コンプライアンスマニュアルの更新・配布、コンプライアンスミーティング、コンプライアンス研修
- 差別やハラスメントの禁止、サプライチェーンにおける人権課題、「ビジネスと人権」等に関する人権研修
- 多様な個性が活躍するチームづくりに関する管理職向け講演会（2022年度）
- 管理職に向け女性従業員のキャリア形成を後押しするための意識改革を図る女性活躍推進研修（2023年度）
- DEIへの理解促進、多様性の尊重を啓発するための従業員座談会（2023年度）
外部評価等
経済産業省および日本健康会議による「健康経営優良法人2025（大規模法人部門）」に認定されました。
次世代育成支援対策推進法に基づき、子育てサポート企業として「くるみん」認定された企業のうち、より高い水準の取組を行い評価された企業が受けることができる「プラチナくるみん」の認定を受けています。
埼玉県「多様な働き方実践企業」のプラチナに認定されています。
